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ダイヤルアップ環境でBlasterに感染すると長時間切断できない事例が

〜NTT東日本は、8月20日以降1日15時間以上接続が2,000件以上と報告

 NTT東西は2日、ダイヤルアップ接続環境でインターネットを利用中の一部のユーザーにおいて、長時間にわたって回線が接続したままとなる現象が発生していると警告した。放置しておくと、莫大な通話料が請求される可能性があるので、ダイヤルアップユーザーは確認が必要だ。

 NTT東西が調査した結果、ダイヤルアップ接続利用者の内、ウイルス「Blaster」に感染しているユーザーが長時間接続し続けている可能性が高いという。これは、ダイヤルアップ接続を利用しているユーザーが、PCもしくはダイヤルアップルータ・TA・モデムの無通信監視タイマーによる自動切断機能を利用していると発生し得るという。

 ダイヤルアップルータ等の無通信監視タイマーの自動切断機能とは、タイマー設定をした一定時間の間に継続して通信相手とのデータ交換がない場合に、通信を自動的に切断する機能だ。Blasterに感染した場合は、ユーザーが操作をしなくても、Blaster自身が継続的にデータ通信を行なうため、この自動切断機能が機能せずに、ユーザーが気付かない間に長時間ダイヤルアップ接続し続けている可能性が高い。

 ダイヤルアップ環境で、ダイヤルアップルータやPCの自動切断機能を利用しているユーザーは「Blasterに感染していないか」または「長時間ダイヤルアップ接続し続けていないか」を確認し、いずれかに該当している場合は早急な対応が必要だ。万が一Blasterに感染している場合はウイルス対策ソフトで検出されたファイルをすべて削除し、レジストリを修正する必要がある。なお、トレンドマイクロやシマンテックでは、ウイルス駆除のためのツールを提供しているので、それらを用いてもよい。

 NTT東日本によると、同社は1日の接続時間が15時間を超える場合、当該ユーザーに対して連絡を行なっており、通常の場合そのようなユーザーは1日600〜800件だという。しかし、8月20日以降1日2,000件以上に急増したため、調査した結果ウイルス「Blaster」の影響である可能性が高いとして急遽発表したとのこと。


関連情報

URL
  ニュースリリース(NTT東日本)
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0309/030902.html
  ニュースリリース(NTT西日本)
  http://www.ntt-west.co.jp/news/0309/030902.html

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( 大津 心 )
2003/09/02 12:20

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