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エッジ、延期していた「LindowsCD」にOperaを搭載して発売


画面イメージ
 エッジは、CD-ROMドライブから起動できるOS「LindowsCD 日本語版」を11月28日から販売する。価格は3,980円。同社サイトでは、動作確認済みハードウェアを公開している。

 LindowsCD 日本語版は、ハードディスクにインストールしなくとも、CD-ROMドライブから直接起動が可能なLinuxベースのOS。プラグ&プレイに対応するほか、日本語入力環境「ATOK」を搭載しており、ベースとなった「LindowsOS 4.0 日本語版」に搭載された機能が利用できる。8月に発表されたが、発売が延期されていた。

 Webブラウザには、トランスウェアの提供する「Opera 7.21 for Linux」を搭載。広告が表示される無償のアド・スポンサーバージョンで、マルチ・ドキュメント・インターフェイス(MDI)やマウスジェスチャーなどWindows版同様の機能を搭載している。

 データの保存にはオンラインストレージサービス、メールはWebメールサービスを利用すれば、ハードディスクを使用しないで利用できる。また、不具合が発生しても、LindowsCDをCD-ROMドライブから取り出し、再起動してパソコンの状態を元に戻すことも可能だ。

 なお、同じく発売が延期されているLindowsCD 日本語版を利用したネットワーク専用端末「Lindows Webstation(仮称)」についても、近日発売予定だという。Lindows Webstationは、ハードディスクを搭載せずに低価格と省スペースを可能にした専用端末。オンラインストレージを利用し、本体にはデータを保存しないため、ウイルスやハードディスクのトラブルでデータが損なわれる危険も少ないとしている。


関連情報

URL
  製品情報
  http://lindows.livedoor.com/
  動作確認済みハードウェア
  http://ls.livedoor.com/compatible/

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エッジ、インストール不要でCD-ROMで起動できる「LindowsCD」(2003/08/26)


( 鷹木 創 )
2003/11/05 19:15

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