NECとミラクル・リナックスは、不正侵入防止ソフト「MIRACLE HiZARD」のサポートや販売などを共同で推進すると発表した。
MIRCLE HiZARDは、外部からの不正アクセスや内部の情報漏えいなどを防ぐセキュリティソフト。2004年1月から出荷予定で、Windows、UNIX、Linuxなどに対応する。今回の協業により、両社では、オラクルやマイクロソフトのデータベースソフト、NECのミドルウェア「VOLUMOウェア」などとの連携に関する動作検証を実施。技術問い合わせの対応や、バージョンアップ情報、障害発生時の調査などのサポートも提供する。
NECでは、MIRCLE HiZARDを同社の提供するセキュリティソリューション「iBestSolution/Security」の中核製品として提供する。また、製品の連携を検証する技術支援チームや、マーケティングチームを設立するという。
両社ではこのほか、マーケティングや販売推進などでも協力し、12月3日から5日かけて東京ビックサイトで開催される「iEXPO2003」でMIRCLE HiZARDのデモンストレーションも行なう予定だ。
なお、MIRACLE HiZARDの価格は、「MIRACLE HiZARD V2.5 for Windows」が60万円~、「MIRACLE HiZARD V2.5 for Linux」が80万円~、「MIRACLE HiZARD V2.5 for HP-UX」が120万円~、「MIRACLE HiZARD V2.5 for Solalis」が120万円~。
関連情報
■URL
ニュースリリース(ミラクル・リナックス)
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2003111801.html
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・ ミラクルリナックス、不正アクセスや情報漏えいから守るソフトウェア(2003/10/27)
( 鷹木 創 )
2003/11/18 14:00
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