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BlasterとNachiが依然として蔓延~NAC11月度ウイルスランキング


 日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は4日、2003年11月度のウイルス届け出状況を発表した。

 このウイルスランキングは、日本国内サポートセンターとAVERTへの報告数をもとに作成したもの。11月度のランキングでは、1位がLavsan(Blaster)が65.3%、2位がSwenで12.70%、3位がNachiで8.00%となっており、出現してから3カ月経過しているものの依然としてBlasterやNachiが報告数の7割程度を占めており、蔓延していることが判明した。

 NACでは、BlasterやNachiが蔓延している要因として、個人ユーザーやSOHOユーザーにおける対策不足を挙げている。同社の加藤義宏技術統括部長は、「11月にもマイクロソフトから“緊急”の脆弱性3件が公表されているため、早急に対応してほしい。クリスマスや年末にかけて狙われる可能性がある」と警告した。


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URL
  日本ネットワークアソシエイツ
  http://www.nai.com/japan/

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( 大津 心 )
2003/12/04 15:42

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