NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4日、クロスウェイブ コミュニケーションズとの間で、クロスウェイブの事業をNTT Comに譲渡する営業譲渡契約を締結したと発表した。
バックボーンサービスや広域LANサービス、データセンターサービスなどを提供するクロスウェイブは、8月20日に会社更生手続を開始。11月11日には両社間で営業譲渡に関する基本合意がなされていた。NTT Comでは、基本合意後に行なった買収監査などの結果、営業譲渡契約締結に至ったとしている。
営業譲渡の対象事業は、クロスウェイブの事業のうち、国際サービス関連事業を除くすべての事業。譲渡価額は100億円を予定しており、12月15日に譲渡するという。
現在クロスウェイブがサービスを提供しているユーザーに関しては、営業譲渡後NTT Comへの承継に同意することで、継続してサービスを受けることができる。NTT Comでは、今回の譲渡によって広域LANサービスやデータセンターサービスの競争力を強化できるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(NTT Com)
http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0012/1204.html
ニュースリリース(クロスウェイブ)
http://www.cwc.co.jp/jp/update/20031204.html
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( 大津 心 )
2003/12/04 18:59
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