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警察庁、国内のSlammerやBlaster感染者に対して直接注意喚起


 警察庁の「@police」は22日、国内のSlammerやBlaster感染者に対して直接注意喚起を行なっていると発表した。

 警察庁では、SlammerやBlasterの発生以降、注意喚起を行なってきたが、12月現在でもSlammerが100件強、Blasterは約1,500件から約2,000件程度の国内感染が認められるという。

 また、Blasterを駆除し、Blasterが悪用する脆弱性の修正プログラムを適用するウイルス「Welchia」が2004年1月1日に活動を停止することから、Blaster感染が再発する可能性があると指摘している。ただし、Welchiaは日本語版Windowsでは修正プログラムを適用しない。

 このことから、警察庁では、2003年12月10日から19日の間に検知したSlammerおよびBlaster感染活動について、感染活動が行なわれたIPアドレスの管理者に対して直接、注意喚起を行なっているという。


警察庁が検知したSlammerの感染数推移。現在は120件程度 警察庁が検知したBlasterの感染数推移。現在は1,500件弱だ

関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.cyberpolice.go.jp/detect/pdf/H151222_worm.pdf

警察庁、インターネット定点観測に検知件数が減少する不具合(2003/12/04)
@police、ファイアウォールやIDSの定点観測情報を公開(2003/10/03)


( 大津 心 )
2003/12/24 13:23

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