ソニーの米国法人であるSony Corporation of America(SCA)は7日、音楽ダウンロード販売サービスを米国内で今春にも開始すると発表した。このサービスは「Connect」と呼ばれ、Sony製のポータブルデバイスなどにダウンロードして再生できる。
Connectで購入した音楽はNetMD Walkman、Hi-MD Walkman、ATRAC CD Walkman、Network Walkmanで再生できるようになる予定だ。春のサービス開始後、Sony製品との統合を強化したサービスアップグレードを夏ごろに実施。その後、機能をアップグレードしていく中で、他社製デバイスからでもConnectを利用できるようにする予定となっている。
Connectサービス開始時にはメジャー音楽レーベルとインディーズ系レーベルからの約50万曲を提供し、アーティスト、タイトル、ジャンルから検索できるようにする。販売価格は1曲99セント、アルバムは9ドル95セント。さらに他の音楽ダウンロード販売サービスでは提供されない特別なコンテンツをConnectでのみ販売するとしている。SCAはSony製デバイスのパッケージにConnectサービスの案内を同梱するほか、すでにSony製デバイスを購入しているユーザーにも告知していく予定だ。
SCAは、Connectサービスを運営するSony Connect社を子会社として新たに設立した。米国で事業を行なっている他のソニー系企業と緊密に連携していくとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://news.sel.sony.com/pressrelease/4301
・ ソニー、PCの外部ストレージとして利用できる最大1GBのMD新規格を策定(2004/01/08)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/01/09 12:53
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