エッジは、通販サイト「アスキーストア」で「LindowsCD ダウンロード版」の販売を開始する。受け付けは9日20時からを予定しており、価格は1,980円。動作環境は動作周波数800MHz以上のCPUを搭載したPC/AT互換機で、128MB以上のメモリ、SVGA(800×600ドット)以上の解像度を表示できるビデオカードとディスプレイ、ブート可能なCD-ROMドライブが必要だ。
今回販売するダウンロード版のプログラム容量は436MB。イメージファイル(ISO形式)で提供する。実際に利用する場合は、ダウンロードしたデータをISO9660形式でCD-Rに書き込み、CD-ROMを作成。そのCD-ROMでPCを起動して利用する。なお、1回の購入につき、ダウンロードの制限回数は3回までとなっている。
LindowsCDは、ハードディスクにインストールしなくとも、CD-ROMドライブから直接起動が可能なLinuxベースのOS。なお、LindowsCDではPC本体に、アプリケーションのインストールや、作成したファイル、データの保存ができない。ただし、「USB1.1/2.0をサポートしており、ドライバの要らない外部記憶メディアであれば利用できる」(エッジ広報)という。メールは、Webメールのみ利用可能で、ネットの接続設定やブラウザの各種設定も保存されないようになっている。また、プリンタの接続もサポートしていない。
エッジでは、CD-ROM1枚で日本語のLindows環境を構築できるため、海外での利用や、ホテルや駅など公共施設での利用を想定しているという。
関連情報
■URL
ダウンロードサイト
http://www.ascii-store.com/c/download_lindows/
・ エッジ、延期していた「LindowsCD」にOperaを搭載して発売(2003/11/05)
( 鷹木 創 )
2004/01/09 19:51
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