米Microsoftは12日、Windows 98およびWindows 98 Second Edition(SE)のオンラインセルフヘルプサポート期間を、2006年6月30日まで延長することを明らかにした。
Windows 98/98SEは、無償サポートなどを含むメインストリームフェーズが2002年6月30日に終了し、無償サポートやホットフィックスなど一部無償サービスを2003年6月30日まで1年間延長して提供していた。無償サポート終了後は、有償サポートの提供やユーザーからのリクエストによるセキュリティ修正プログラム配布体制を2004年1月16日まで用意する。
今回のサポート期間延長は、オンラインセルフヘルプサポートに関するもの。オンラインセルフヘルプサポートとは、ユーザー自身による独力での問題解決をサポートするためのもので、同社のWebサイトで閲覧可能。従来は提供期間を2005年1月16日までとしていたが、2006年6月30日まで延長するという。
Microsoftの日本法人ではサポートの延長について、「サポート期間の延長については、日本法人では認知していない。公開できる段階になったらあらためて発表する」とコメントした。
なお、Windows 98/98SEの有料サポートに関しては、マイクロソフトのサービスパートナーであるトランスコスモスが、「ドット・サポート」として引き続き提供していく。
【1月14日18時50分追記】
Microsoftの日本法人は、Windows 98/98SEおよびWindows Meの延長サポート期間(Extended Support phase)を、2006年6月30日まで延長することを明らかにした。
延長サポート期間はこれまで、Windows 98/98SEが2004年1月16日まで、Windows Meが2004年12月31日までと発表されていた。
延長サポート期間が延長されたことによって、有償電話サポートが継続されるほか、ユーザーから脆弱性に関する情報提供があった場合には、セキュリティ修正プログラムの提供などの対応も行なうという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=fh;[ln];LifeWin
・ マイクロソフト、Windows 98のサポートを2004年1月16日に終了(2003/12/16)
・ Windows 98のパッチ、サポート終了後でもBlaster級なら提供も(2003/12/16)
( 大津 心 )
2004/01/14 15:17
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