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RIAA、532名のファイル共有ユーザーを“John Doe”という仮名で提訴


 全米レコード協会(RIAA)は現地時間21日、著作権を侵害したとして532人のPCユーザーを提訴した。

 今回起訴されたのは、P2Pネットワークを利用して著作権のある音楽ファイルを共有したユーザー。ただし、いずもユーザー名は不明で“John Doe”という仮の名称で提訴(「John Doe提訴」)されている。なお、RIAAでは、ファイル交換を行なったPCのIPアドレスを把握している。また、仮の名称で提訴した場合でも、被告の名前を確認するための情報を裁判所へ提出するよう命令できるという。

 「われわれが前進すれば状況は劇的に改善される」とRIAAのMitch Bainwol議長は語る。「争点は、データであるかモノであるかや新旧の問題ではなく、合法か非合法かということ。iTunesをはじめとした合法サービス対Kazaaなどの非合法P2Pソフトの戦いだ」。

 RIAAではこれまで、従来違法ユーザーに対して訴訟前に事前告知を行なっており、事前告知後に違法行為をやめれば、訴訟に至らなかった。しかし、今後は事前告知を廃止する。RIAAによれば、今回行なわれたJohn Doe提訴が事前告知と本質的に同じことだからだという。同協会のCary Sherman Presidentは、「名前と住所を明らかにせよという点は改善するべきだが、John Doe提訴を通じて、非合法ファイル共有ユーザーが違法性を自覚した後で、RIAAは問題解決の機会を提示していきたい」とコメントしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.riaa.com/news/newsletter/012104.asp

RIAAの訴訟以降、音楽のファイル交換者数が減少〜米調査(2004/01/05)


( 鷹木 創 )
2004/01/22 18:07

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