アッカ・ネットワークスは、下り最大40MbpsのADSLサービスを2月6日から開始すると発表した。あわせて、40Mbpsサービス開始に伴い一部ユーザー環境では上り速度が896kbpsに制限される可能性があることを発表した。
アッカの40Mbpsサービスは、下りで使用する帯域を2.2MHzから3.75MHzへと拡張する「クアドスペクトラム」や、上りで使用する帯域を138kHzから276kHzへと2倍に拡張する「ダブルスペクトル」などを採用している。本サービスは、開始当初は上り速度を最大1Mbpsで提供し、TTC(社団法人情報通信技術委員会)にてスペクトラム管理適合性の確認後に、ADSLモデムとNTT収容局設備のファームウェアを更新することで上り速度を最大3Mbpsへの高速化する予定だという。上り最大3Mbpsへの対応時期については、詳細が決定次第アナウンスするとしている。
今回のサービス開始に合わせて、クアドスペクトラムを適用している一部ユーザーに関しては、上り速度が896kbpsに制限される可能性があると発表した。アッカでは該当ユーザーに対し、上り速度の修正ファームウェアを3月中に公開する予定だという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20040205.html
・ アッカ、下り最大40MbpsのADSL接続サービスを2004年1月下旬より開始(2003/11/25)
( 大久保有規彦 )
2004/02/05 18:18
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