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ソーシャルネットワークでIMと画像共有が行なえる「Flickr」ベータ公開


「Flickr」のWebサイト
 友人を紹介していくことで人的ネットワークを広げられるとして人気を集めている“ソーシャルネットワーキングサイト”だが、新しいタイプのソーシャルネットワーキングサイト「Flickr」がベータ版としてテスト公開された。

 これまでの多くのソーシャルネットワーキングサイトでは友人のネットワークと連絡をとるためにメールを使う場合が多かったが、Flickrの場合はメールに加えてFlashを利用したインスタントメッセージ(IM)が使えるほか、画像をアップロードして友人たちに公開することも可能だ。ソーシャルネットワーキングにグループウェアを組み合わせた新感覚のサイトと言える。

 さらに実世界では“友人”にもさまざな種類があることに対応するため、登録できる友人をあらかじめ「親友」「相棒」「友人」「知人」の4種類に分類している。また、友人をこれ以上増やしたくない場合にはインビテーション(友人になることへの招待状)を断る設定にしておくことも可能だ。

 比較的多機能なFlickrだが、Flashが使用できるWebブラウザ以外のソフトウェアは必要ない。ただし、Macユーザーに対してはInternet ExplorerよりもSafari 1.2を使うよう推奨している。また、将来的には公開された画像に対してクリエイティブコモンズライセンスやパブリックドメインにすることなど、ライセンス面での検討も行なわれている。現在のところFlickrはベータテスト中であるため、すべての機能を無料で利用できるが、将来的には友人の数が限定された無料サービスのほか、さらに多くの機能を利用できる有料サービスも導入する予定だという。


関連情報

URL
  Flickr(英文)
  http://www.flickr.com/

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/02/12 12:26

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