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「Winnyを使用しているので50万円支払え」JASRACが架空請求に注意を呼び掛け


 日本音楽著作権協会(JASRAC)は5日、「ネットワーク調査協会」を名乗る人物がJASRACからの依頼と称して、「Winnyを使用しているので50万円を支払え」と架空請求を行なっているとして注意を呼び掛けている。

 JASRACによれば、「JASRACの依頼でWinnyを使用しているかどうか調査している。使用しているようなので50万円支払え」とする電話を受けた男性からの連絡により、事態が判明したという。JASRACでは、請求を行なった人物が名乗った「ネットワーク調査協会」なる団体に調査を依頼している事実はなく、この件は架空請求による詐欺を狙ったものだとしている。現在、JASRACは著作権を侵害していると思われるユーザーに対して警告メールを送信する活動は行なっているが、いきなり金銭を要求するようなことはないという。

 JASRAC広報部によれば、現在報告を受けているのは5日の1件のみということだが、2月にもJASRACの名前を騙った架空請求詐欺があり、この時には実際に金銭を振り込んでしまったという被害者も出ているため、十分に注意して欲しいとしている。


関連情報

URL
  日本音楽著作権協会
  http://www.jasrac.or.jp/

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( 三柳英樹 )
2004/04/06 18:53

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