ぷららネットワークスは、IP電話サービス「ぷららフォン for フレッツ」および提携プロバイダーのIP電話サービスにおいて、一部の環境で通話が不安定になる場合があることを明らかにした。対象ユーザーはIP電話対応機器を最新ファームウェアにアップデートすればこの不具合を解決できるという。
今回明らかになった不具合は、NTT東西が提供するルータ「Web Caster V100」、ADSLモデム「ADSLモデム-MV/SV」のいずれかを初期ファームウェアのまま利用するユーザー環境で発生するもの。ぷらら フォン for フレッツへIP電話、固定電話、携帯電話から発信した際に、「お客様のおかけになった電話番号は、現在使われておりません。番号をお確かめになって、もう一度おかけ直しください。」というガイダンスが聞こえるか、または話中になる場合があるという。
ぷららでは4月10日にIP電話用の交換機取替工事を実施しており、この工事後よりIP電話が着信できない不具合が明らかになったとしている。不具合は初期ファームウェアで利用中のユーザーに限られるため、ファームウェアを最新にアップデートすることでこの不具合を回避できる。
なお、NTT東西が提供する「VoIPアダプタ」の一部では最新ファームウェアでもこの不具合が発生する場合があり、現在原因究明の対策中だという。
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■URL
ぷららからのお知らせ
http://www.plalaphone.com/topix/2004_apr/02.html
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( 甲斐祐樹 )
2004/04/13 19:18
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