マイクロソフトは7日、ゴールデンウィークの長期休暇中に発生した“Blaster型”のウイルス「Sasser」について、専用の無料相談窓口を開設した。
ウイルス対策ベンダー各社は、Windowsの脆弱性「MS04-011」を悪用し、ネットワークに接続しているだけで感染するウイルス「Sasser」を警告している。マイクロソフトではSasser登場に伴い、専用サイトの開設や駆除ツールの提供、防御方法の紹介などさまざまな手段を通じて、ユーザーに対策の紹介やWindows Updateの実施を推奨している。また、Webサイト以外の提供手段として、FAX情報サービスや無料の電話相談サービスも開始した。受付時間は、平日9:30~12:00と13:00~19:00で、土日は休みとなる。
さらに、下記の期間については「臨時開設時間」として、通常の受付時間を延長し、19:00~21:00の夜間や土日もユーザーからの相談を受け付けるとしている。
5月8日(土)と9日(日) 10:00~21:00
5月10日(月)から14日(金) 9:30~12:00、13:00~21:00
5月15日(土)と16日(日) 10:00~21:00
5月17日(月)から21日(金) 9:30~12:00、13:00~21:00
問い合わせ電話番号:0120-69-0196
なお、マイクロソフトでは、携帯電話向けのWebサイトも公開している。
|
|
ウイルス「Sasser」専用ページ
|
ウイルス「Sasser」携帯電話専用サイト
|
関連情報
■URL
ウイルス「Sasser」専用ページ
http://www.microsoft.com/japan/security/incident/sasser.mspx
ウイルス「Sasser」携帯電話専用サイト
http://www.microsoft.com/japan/support/si.asp
■関連記事
・ NEC、インターネットに接続できないユーザーにFAXでSasser対策(2004/05/06)
・ Sasserを防ぐために必要なパッチを適用すると不具合が発生(2004/05/06)
・ マイクロソフト、IE上で利用できる「Sasser」の検知・駆除ツール発表(2004/05/06)
・ “接続しているだけで感染する”Blasterタイプのウイルス「Sasser」発生(2004/05/03)
( 大津 心 )
2004/05/07 18:51
- ページの先頭へ-
|