米Lindowsは24日、Lindowsという名称が商標権の侵害にあたるとして、米Microsoftが同社を相手取って起こしていた訴訟で、米連邦上訴裁判所がMicrosoftの申し立てを棄却したと発表した。裁判は、シアトルの連邦地裁に差し戻される。
訴訟は2001年12月に起こされもので、これまでにMicrosoftの要求を退ける2度の判断が下されており、審理のポイントは、“Windows”という言葉に商標としての正当性が認められるかという点に移っていた。
連邦地裁での審理は2004年下半期に行なわれる。LindowsのMichael Robertson CEOは、「Microsoftの内部文書も含め、ビデオや雑誌など、Microsoftが“Windows”という言葉を勝手に使うより前から、その言葉が一般的に使われていたことをはっきりと示す証拠を提出する」と述べている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.linspire.com/lindows_news_pressreleases_archives.php?id=130
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( 永沢 茂 )
2004/05/25 21:26
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