NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3日、5月31日に発生した大規模通信障害を受けて、再発防止に向けた今後の対策を発表した。
1ヶ月以内に全国の通信施設約70カ所の電源設備の緊急総点検を実施するほか、分電盤やUPS(無停電電源装置)を含むシステムの二重化や、サービス系装置の分散収容による故障範囲の極小化により信頼性の向上を図るとしている。
今回の通信障害はNTT Com大手町ビルにおける電源設備の故障が原因だが、具体的には「分電盤のマグネチックコンタクターが何らかの原因から開いたことにより電源断となった」と説明している。ただし、そうなった原因については調査中だという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/aboutus/information/info_com.html
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( 永沢 茂 )
2004/06/03 20:57
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