ベクターは7日、PCソフトウェアのライブラリ/販売サイトの「Vector」において、ハードウェアの販売を8日に開始すると発表した。デスクトップPC、ノートPCのほか、モニターやDVDドライブなどの周辺機器やサプライ品、約30,000種類の商品を販売する。
従来からダウンロード販売しているソフト約4,000種類、パッケージ販売しているソフト約10,000種類とあわせ、約44,000種類の商品を扱うPC関連の総合ショッピングサイトになるとしている。決済方法は、ソフトのパッケージ販売と同様、クレジットカードまたは代引きの2種類。なお、ソフトライブラリなど従来のコンテンツは今後もメインで提供し、サイト構成にも大きな変更はない。Windows用ソフトやMac用ソフトといったカテゴリと並列するかたちで、ハードの各カテゴリが設けられるという。
ベクターでは2003年12月、ソフトのダウンロード販売に加えてパッケージ販売を開始。その後、ハードについても同様に扱えることから、2004年に入って一部例外的にハードの販売も開始していた。今回、ユーザーの利便性向上に配慮し、本格的にハードの販売もあわせて行なうことにしたという。
ベクターの2003年度の決算によれば、売上の84%をソフトのダウンロード販売が占めており、パッケージ販売は2003年12月にスタートしたばかりということもあって3.5%に止まっている。今回開始するハード販売は商品数こそソフトを上回るものの、ベクターでは、やはりしばらくはソフトのダウンロード販売がメインになると見ている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.vector.co.jp/info/news_release/rel040607.html
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( 永沢 茂 )
2004/06/07 19:22
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