グーグルは18日、Webサイトの運営者を対象として、WebサイトにGoogleの検索ボックスを設置し、そこで検索された単語に応じて広告を表示する形の広告配信プログラム「Google WebSearch+検索向けAdSense」の提供を開始したと発表した。広告がクリックされるとサイト運営者の収益となるもので、すでに登録の受付が開始されている。
グーグルではこれまで、Webサイトのコンテンツ内容に応じて広告を表示する「AdSense」を提供してきたが、今回のサービスは一般のサイトにGoogleの検索ボックスを提供し、そこで検索された単語に応じて広告を表示させる仕組みとなる。
広告がクリックされた場合には、収益がサイト運営者とグーグルで分配され、支払いはこれまでのAdSenseと同様にドル建ての小切手で支払われる。
申し込みはGoogleの専用Webサイトから可能で、Googleの承認が下りた段階で自分のWebサイトに数行のコードをHTMLに貼り付け、Googleの検索ボックスを設置する形となる。自分のサイト上の検索数、クリック数、クリックスルーレート(広告がクリックされた割合)、収益などは、オンラインの管理画面で確認できる。
関連情報
■URL
Google AdSense
https://www.google.com/adsense/?hl=ja
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( 三柳英樹 )
2004/06/18 14:06
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