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gooリサーチ、子どものインターネット利用時に親がいる割合は74%


子供がインターネットを利用しはじめた時期
 NTTレゾナントと三菱総合研究所が提供するインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」は、「第2回 小学生のインターネット利用に関する調査」の結果を発表した。

 「第2回 小学生のインターネット利用に関する調査」は、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、インターネットアンケート形式を利用して実施したもの。調査は5月17日から31日までの期間で、有効回答数は1,200名。男女比率は男性が35%、女性が65%で、年齢内訳は20代が3%、30代が51%、40代が44%、50歳以上が2%となっている。

 調査結果によれば、自宅でインターネットを利用する子どもの家庭における通信回線は、FTTHやADSLなどブロードバンド回線を利用した家庭が9割を占め、前回調査時(2002年7月~8月)の7割よりも更に伸びている。

 子どもがインターネットを利用しはじめた年齢は、「小学校1年生から」が22%と1位。2位以下は「未就学児」が20%、「小学3年生」と「4年生」が14%と続いている。また、家庭ごとのインターネット利用時間は「週に30分~1時間未満」が21%、「週に1時間~2時間未満」が20%、「週に30分未満」が19%で、比較的短時間の利用傾向が多数を占めた。一方で、「週に7時間以上」と回答する家庭も9%おり、家庭によってはインターネットの利用が長時間にわたっている。

 また、子どもがインターネットを利用する際は、「主に子どもが1人で見て、時々一緒に母親が見る」と回答したユーザーが31%、「主に母親が子どもと一緒」が17%。同様に、「父親が一緒に見る」が11%、「父親が時々見る」が15%おり、調査した74%の家庭では保護者のもとで子どもがインターネットを利用している。加えて、学校を除いたパソコンの教育場所に関する質問では、「親が行なっている」とした回答が50%と最も多く、子どものパソコン教育に多くの親が関わっていることがわかる。

 そのほか、家庭におけるインターネット利用時のルールを「設けている」と回答したユーザーは52%で、「設けていない」の43%を上回る結果となった。ルールを設けている家庭では平均1.5個のルールがあり、内訳は「接続時間に関して」が26%、「閲覧するページについて」が22%、「利用する時間帯について」が19%などとなっている。


自宅でインターネットを使う小学生の家庭の接続環境 子どものインターネット利用時における両親の同伴閲覧割合

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://research.goo.ne.jp/Result/0405as17/01.html

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( 村松健至 )
2004/06/21 18:57

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