アスキーソリューションズは、BASIC言語開発環境「REALbasic 5.5日本語版」を7月16日に発売する。Windows XP/2000/Me/98に対応したWindows版と、Mac OS 8.6以降、Mac OS X 10.1以降に対応したMac OS版が用意され、いずれもStandard版が17,850円、Professional版が61,950円。6月25日からダウンロード版の先行販売も実施し、こちらはそれぞれ3,000円ほど廉価になっている。
REALbasicは、米REAL Softwareが開発したBASIC言語によるオブジェクト指向のプログラミングツール。WindowsとMacに両対応しており、双方向のソフトウェアが開発できる。今回のバージョンでは、Linux用のデスクトップアプリケーションやサーバーアプリケーションの開発も可能になった。また、Visual Basicからのコンバートユーティリティも付属し、Professional版であればVisual Basicで作成したアプリケーションをLinuxにコンバートできる。
このほか、SOAPやXMLにも対応。作成したアプリケーションにWebサービスを付加できるようになった。さらに、Professional版のみだがSSLもサポートしている。
Linuxのランタイム環境はx86ベースのLinuxで、GTK+2.0以降が必要。Redhat EnterpreiseとSuSE Linux 8.1以降などが推奨されている。
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Windows版開発画面
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Mac OS版開発画面
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開発したアプリケーションをLinux上で動作させたところ
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.asciisolutions.com/company/press/040624rb/
製品情報
http://www.realbasic.jp/
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( 鷹木 創 )
2004/06/24 18:47
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