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米Yahoo! Mailのユーザーインターフェイスの大幅改良計画が明らかに


 米Yahoo!が提供しているメールサービス「Yahoo! Mail」がユーザーインターフェイスを大幅に改良する計画を進めていることがわかった。9日付で、Yahoo!が米Oddpostを買収したことで明らかになった。

 Oddpostは、JavaScriptとDHTMLを使ってInternet Explorer上でOutlookにも似たユーザーインターフェイスのメールサービスを提供している。その優れたインターフェイスは業界関係者の間で人気を博していたほどだ。

 Oddpostは9日夜に新規加入者の受付を停止し、Yahoo!に買収されたと発表。買収金額などの詳細は明らかにされていないものの、発表の中でOddpostは「今日から我々は新しい発展したYahoo! Mailに取り組むことになる」と説明している。この製品がいつ新Yahoo! Mailとして発表されるのか、その具体的な日付は不明だが、リリースされた暁には現在のOddpost会員はYahoo! Mailに移行することになるという。

 有料・無料のメールアカウントサービスはGoogleがGmailを発表して以来、し烈な競争になりつつある。Gmailがメール保存容量1GBを発表した後、MSN Hotmail、Yahoo! Mail等ほとんどのメジャーなサービスが保存容量を大幅に拡張し、有料サービスでは2GB程度までを提供するようになった。しかし、Gmailは保存容量の拡張だけでなく、これまでにはなかった「フォルダのないユーザーインターフェイス」をも世に問うていた。今回Yahoo!がOddpostを買収し、Yahoo! Mailに新しいユーザーインターフェイスを提供する計画であることが明らかになったことで、次の戦線はWebメールのユーザーインターフェイスにあると言えるのかもしれない。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.oddpost.com/yahoo.html

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米Yahoo!が容量2GBの有料メールサービス、無料サービスも100MBに拡大(2004/06/16)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/07/12 12:21

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