米Yankee Groupは、オンラインゲームの売上が2008年までに11億ドルに成長するという調査結果を発表した。調査によれば、現時点でオンラインゲームの直接的な売上は3億5,300万ドル、広告などによる継続的な売上は4億5,000万~5億5,000万ドルに達しているという。
Yankee Groupによれば、ソフトウェアやハードウェアの売上は不安定だが、オンラインゲームの売上は安定しているという。例えば、発売当初の希望小売価格が299ドルだった家庭用ゲーム機も数年内に79ドルから49ドルまで値下げされてしまうこともあるとしている。
一方、オンラインゲームには、PC向けや家庭用ゲーム機向けゲームの単発的な売上を継続的な売上で補完し、製品宣伝を兼ねたオンラインゲーム「Advergaming」によって広告主や出版社、開発メーカーなどに利益をもたらすなどの特徴があると分析。特に、家庭用ゲーム機向けのオンラインゲームはISPとゲーム機メーカーの関係を強めることになるとしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.yankeegroup.com/public/news_releases/news_release_detail.jsp?ID=PressReleases/news_07122004_mes_1.htm
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( 鷹木 創 )
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