NPOのEC研究会と「日本ブロードバンドビジネス大賞(BBB大賞)」実行委員会は11日、ブロードバンドを利用したビジネスを評価するBBB大賞を正式に設立した。16日からグランプリをはじめ、各部門賞の募集をWebサイトで開始する。
BBB大賞は、動画などのリッチコンテンツ制作や配信を行なう業者や、それらコンテンツの権利などを管理する事業者、PRなどを行なう支援事業者を対象に評価し、表彰するというもの。着信メロディなどのモバイル関連事業や電子書籍も評価。BtoCだけでなく宣伝用ショートフィルム制作などのBtoB事業も対象に含む。
BBB大賞はグランプリのほかに、実績や革新性を評価する「最優秀コンテンツ部門・金獅子賞」、面白さや楽しさを評価する「最優秀コンテンツ部門・銀獅子賞」、モバイルコンテンツを対象とした「最優秀モバイル部門・ウポポ(※アイヌ語で『唄』を意味する)賞」などの部門賞を用意する。
なお、BBB大賞実行委員会の実行委員長には東京工科大学の相磯秀夫学長が、副実行委員長にはJストリームの白石清代表取締役社長がそれぞれ就任。選考委員には東京大学大学院情報学環教授の須藤修氏ら10名が就任している。
ECジャパンとBBB大賞実行委員会によれば、「BBB大賞はもともと1997年に設立した『日本オンラインショッピング大賞』の一部門だった。近年急速に普及したブロードバンド環境やリッチコンテンツ配信などを鑑みて正式に独立した」という。「今後は『ユビキタスジャパン・グランプリ』準備事務局を開設し、近い将来BBB大賞との統合を目指す」としている。
関連情報
■URL
日本ブロードバンドビジネス大賞
http://ssl.skillupjapan.net/bbb/
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( 鷹木 創 )
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