ライブドアは、音楽CDをMP3ファイルに変換する有料サービス「livedoor エンコーダー」を7月13日付けで停止した。
livedoor エンコーダーは、ライブドアに音楽CDを郵送すると、MP3に変換してCD-RやDVD-Rに記録して返送するサービスだ。4月30日にサービスを開始したが、5月12日に「システムメンテナンス作業」を理由に一時受注を中止。同21日よりサービスを再開したが、データ権利者からの承諾を得たかを確認するチェックボックスが申し込みフォームに新たに追加されていた。
この時点でライブドアでは、「音楽CDのファイル変換作業は、基本的にデータの権利者様の承諾なしには、第三者の当事務局(livedoorエンコーダー)が行なうことができない。変換したデータを利用される本人により、権利者様へ事前に承諾を受けてほしい」として、利用者に日本レコード協会や日本音楽著作権協会などの代表窓口を案内していた。
7月13日以降は、公式ページに「サービスを停止しました」というお知らせのみを掲載。ライブドアは編集部の取材に対し、停止の理由やサービス再開の見込みについて「ノーコメント」と回答している。
関連情報
■URL
livedoor エンコーダー
http://encoder.livedoor.com/
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・ ライブドアのMP3変換サービス、利用にはCDの権利者からの承諾が必要に(2004/05/25)
・ ライブドア、音楽CDをMP3に変換するサービス「livedoor エンコーダー」(2004/05/06)
( 鷹木 創 )
2004/08/12 18:49
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