マイクロソフトは、脆弱性修正プログラム「MS04-024」を適用したWindows NT 4.0で、ショートカットが無効になる不具合に関する記述を修正した。
マイクロソフトでは当初、MS04-024を適用したWindows NT 4.0でデスクトップにあるショートカットのみが無効になるとしていた。しかしその後、ショートカットのある場所と異なるドライブにあるプログラムを指定したショートカットは機能しなくなる場合があると修正した。
ショートカット不具合の修正プログラムは、すでに10日から提供されており、Windows NT Server 4.0 SP6a/NT Server 4.0 Terminal Server Edition SP6/NT Workstation 4.0 SP6aに対応する。ただし以前は、入手するにはサポート窓口に電話などで連絡する必要があったが、現在はWebサイトからダウンロードできる。
なお、MS04-024を適用したWindows XPでもネットワークトラフィックが増加するなどの不具合が確認されているが、こちらに関してはすでに修正プログラムが提供されている。また、MS04-024を適用したWindows 2000に関しても一部で不具合が報告されており、マイクロソフトでは、「現在、調査中の段階で、今後の予定については未定」としている。
関連情報
■URL
サポート情報
http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=871262
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・ MS04-024適用のWindows NTでショートカットが無効になる不具合を修正(2004/08/12)
( 鷹木 創 )
2004/08/18 12:50
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