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仏当局、コピー防止CDに関してEMI Franceなどに立ち入り調査


 フランスの競争・消費問題・詐欺防止局(DDCCRF)が、大手音楽会社のEMI Franceとフランス最大手のCD販売業であるFnacに対して立ち入り調査することがわかった。コピー防止機能付きCDが消費者の権利を剥奪するとして、消費者団体のUFD-Que Choisirが告発したのを受けて行なわれる。

 欧州連合(EU)内の動きを受け、フランスでもコピー防止CDが普及してきており、特にEMI Franceは積極的に採用している。Fnacは、書籍やCDを販売するチェーン店網をフランス全国で展開しており、当然ながらコピー防止機能付きのCDも多く扱っている。

 コピー防止CDは一部の製品において、通常のオーディオ機器で再生できないなど再生の際に種々の問題が発生しているという。また、消費者団体によれば、フランス国内では私的利用のためのコピーはCDでも認められているが、これも不可能になっており消費者の利益が奪われているという。このような状況から、消費者団体が2003年9月に当局に対して告発していた。さらにEMIやFnacに対しては、コピー防止CDの返品や消費者が被った損害の弁償を求めていくとしている。

 Fnac側は、すでに返品に応じると発表している。EMIによれば、問題のCDは2002年10月から2003年8月に販売されたもので、その後はコピー防止機能を変更したとしている。今では問題は発生していないようだが、通常のオーディオ機器で再生できないという問題から、EMIは2003年9月に民事訴訟を提起されている。


関連情報

URL
  UFD-Que Choisirのニュースリリース(仏文)
  http://www.quechoisir.org/Article.jsp?id=Ressources:Articles:602600D6C875354AC1256EFA004A0973

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( Gana Hiyoshi )
2004/08/30 14:21

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