デジタルアーツは2日、企業・官公庁向けのWebフィルタリングソフトの新バージョン「i-フィルター Business Edition Ver.5.5」を16日より販売すると発表した。Webブラウザ経由の情報漏洩に対応する機能を強化した。価格は68,000円(10ライセンス)から。Windows Server 2003/2000 Server、Red Hat Linux 9、Solaris 8/9などに対応する。
i-フィルター Business Editionは、サーバー側でWebフィルタリングを行なうソフトで、Webフィルタリング機能のほか、企業ネットワーク内からBBSへの書き込み制限を行なう「POSTフィルター」を搭載している。
新バージョンでは、POSTフィルターを強化し、ブラウザ経由で送信しようとした情報をi-フィルターが記録し、内容を管理画面から確認できるようにした。また、オンラインストレージを利用した情報漏洩などを防止するため、HTTP経由のファイルのアップロードを禁止するとともに、その内容の保存も行なえる新機能も搭載した。
デジタルアーツでは、WebフィルタリングやWebブラウザ経由の情報漏洩対策について同等の対策を複数の製品で行なう場合に比べて、コストや手間を大幅に軽減できるとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.daj.co.jp/company/release/2004/r090201.htm
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( 永沢 茂 )
2004/09/02 13:26
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