国民生活センターは6日、架空請求に関する相談件数が多い業者名を9月5日付で更新した。8月1日から31日にかけて全国消費者生活情報ネットワーク・システム(PIO-NET)で受け付けたものを集計しており、合計相談数は85,463件。7月に集計された相談件数58,596件を大幅に上回った。なお、リストに記載された事業者の実在確認はとられていない。
公開されたリストではワースト30社を掲載。最多相談件数は、シヨウヒシヤサイケンカンリセンターの2,684件となった。次いで、オークラサイケンカイシユウキコウ(1,442件)、トウキヨウカンザイジムキヨク(1,292件)、カントウカンザイジムキヨク(1,162件)、ニホンサイケンカンリセンター(1,136件)がワースト5に並ぶ。6位のニツトウコーデイアル(1,121件)、7位のニシニホンツウシンカンリセンター(1,057件)までが1,000件の大台を超えた。なお、8月に発表された7月度の順位ではニツトウコーデイアルが704件で最多だった。
このほか、国民生活センターで直接相談を受け付けた業者も公開。「日本電子債権管理センター」「神田債権管理センター」「東京債権管理事務局」「法務省認可特殊法人 全国信用債権管理事務局」など20を超える業者を掲載した。なお、こちらの業者に関しては、同センターで確認したところ、存在しない業者であったり、業者名と住所が一致しない場合がほとんどという結果になっている。
関連情報
■URL
PIO-NETに登録された相談件数が多い業者名リスト(9月6日付)
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/kakuseikyu_list.html
国民生活センターで受け付けた架空請求に関わる業者名リスト(9月6日付)
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/kakuseikyu_list_ncac200408.html
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・ 国民生活センター、架空請求対策で怪しい業者名のリストを毎月公表(2004/08/05)
( 鷹木 創 )
2004/09/07 15:44
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