NTT西日本は7日、同社の加入者系無線アクセスシステム(FWA)のアンバンドルメニューについて、総務大臣に対して接続料金などの認可申請を行なったと発表した。これは、有線ブロードバンドサービスの提供が困難な地域にNTT西日本が提供している最大46MbpsのFWA回線を、電気通信事業者に貸し出す際のメニュー。認可を得たのち、速やかに接続約款の変更を行なう予定だ。
同日認可申請された接続料金案は、1)POI(相互接続点)があるNTTビルからFWAサービス提供ビルまでの中継回線部分が1終端装置あたり月額51,900円、2)FWAサービス提供ビルから無線基地局までが1基地局あたり月額15,935円、3)加入者側の宅内無線設備が1世帯あたり月額1,243円となっている。このほか、1世帯あたり月額135円、1請求書あたり月額134円の回線管理運営費などが必要になる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0409/040907a.html
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( 永沢 茂 )
2004/09/07 18:57
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