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Web広告研究会、第2回Webクリエーション・アウォードの受賞者を発表


Web人大賞を受賞したナイキジャパンの高橋理氏
 社団法人日本広告主協会のWeb広告研究会は9日、「第10回WABフォーラム」を開催、これにあわせて「第2回Webクリエーション・アウォード Web人発見!」の受賞者を発表。贈賞式を開催した。

 Webクリエーション・アウォードは、日本のWebマーケティングに貢献した人物を発掘し、表彰する式典。応募や公募によってノミネートされた作品を、オリジナリティ、インパクト、ネット社会への貢献、継続性、ユーザーの評価、将来性の6項目を基に選考する。今回で第2回を迎える同賞では、「nike.jp」の企画・運営を担当したナイキジャパンの高橋理氏がWeb人大賞を受賞した。受賞にあたり「受賞できたのは多くのクリエイターと共に歩んできた結果です。彼らに感謝したい」と喜びを述べ「ナイキブランドはインターネットで地位を得られたと思います。これからもお手本になるよう努力したい」とコメントした。

 また、今回新設された賞「Web人 of the year」にはシックスアパートの平田大治氏が受賞した。平田氏は、「私は人のために(Movable Typeを)日本語化しただけで、多くの人が利用したことではじめてブログが認知されるようになった。利用者の方々に感謝したい」とコメント。また、Web人賞に選出された「週刊 木村剛」を手がける木村剛氏は「週刊のつもりがいつの間にか日刊になてしまったが、読者がいる限りは日刊で続けていきたい」と述べた。

 そのほか、貢献賞には「Infoseek」の伊藤穣一氏と「まぐまぐ」を創設した深水英一郎氏、特別賞には「ウィキペディア」日本語版を創設したギョーム・ブランシャー氏が受賞。奨励賞には「GREE」の開発、運営を手がける田中良和氏と「HAPPY CITY」を担当する松原慈氏が受賞したほか、Web人賞には日清食品のカップヌードルプロモーションサイトを手がけた白澤勉氏も選出された。

 同アウォードでは、6月15日より公式Webサイトに公募用の掲示板を設置、7月30日までに77件の投稿と4438件の参照を得た。8月5日に一次選考通過者として15名を選抜、9月1日には最終選考を行ない各受賞者を決定した。


「Web人 of the year」を受賞したシックスアパートの平田大治氏 特別賞を受賞した「ウィキペディア」日本語版を創設したギョーム・ブランシャー氏

Web人賞を受賞した「週刊 木村剛」を日刊で更新中の木村剛氏 第2回Webクリエーション・アウォード受賞者の面々




URL
  Webクリエーション・アウォード
  http://award.wab.ne.jp/
  Web広告研究会
  http://www.wab.ne.jp/

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( 大久保有規彦 )
2004/09/09 19:18

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