キヤノンシステム、メールを保存・検査する情報漏洩対策ASPサービス

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キヤノンシステム、メールを保存・検査する情報漏洩対策ASPサービス

　キヤノンシステムソリューションズは10日、企業を対象とした情報漏洩対策サービス「GUARDIANWALL ASPサービス」の提供を開始すると発表した。メールの保存や内容検査、ウイルス対策のほか、コンサルティングやメール運用支援などもオプション提供する。

　GUARDIANWALL ASPサービスは、メールサーバーを自社構築している企業を対象にしたもので、キヤノンシステムのデータセンター内に設置したリレーサーバーによりメールを保存・検査する。これには、大企業や官公庁を中心に導入実績がある「GUARDIANWALL」を使用。また、同社がパッケージ販売しているEset社のウイルス対策ソフト「NOD32アンチウイルス」のエンジンを利用したウイルス検出機能もあわせて提供する。

　料金は、メール保存容量が360GB、保存期間が3年間で、フルスペックの機能が使える「プラチナ」が初期費用35万円、月額基本料金30万円。このほか、コンサルティングや運用支援の有無、使用できる機能やメール保存容量などの違いにより、「ゴールド」（初期費用25万円、月額基本料金20万円）、「シルバー」（初期費用85,000円、月額基本料金なし）がある。いずれもこれらの費用以外に、導入アカウント数に応じて1アカウントあたり月額180～600円の料金が発生する（料金はすべて税別）。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.canon-sol.co.jp/topics/20040909gwasp.html

■関連記事
・企業・官公庁向けに管理機能を強化した「NOD32アンチウイルス」（2004/04/06）

（永沢茂）
2004/09/10 18:27

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