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ブラウザ戦争でIE圧勝は本当か? Geckoのシェアが19%に上るとの統計


 ブラウザレンダリングエンジン「Gecko」のシェアが19%を占めるとの興味深い調査結果が話題を呼んでいる。Internet Explorer(IE)のシェアが74.8%と依然として高いシェアを持っているものの、減少傾向にあり、シェア9割以上で“ブラウザ戦争”に圧勝したと言われてきた他の調査結果に比べて大幅に低くなっていることは一考に値する。

 この調査統計を発表しているのは、ノルウェーのソフト開発会社Refsnes Data社。同社は、HTMLやCSSなどのWeb標準規格に関する無料のチュートリアルを公開する「W3Schools」サイトを運営することで広く知られている。統計は、同社が開設するWebサイトのアクセスログから抽出したデータの上に、インターネット上の他のソースの情報を検討することで数字の品質を高めていると主張している。

 これによると、IE 6のシェアは2004年1月には71.3%であったものが9月には68.3%にまで減少。逆にMozillaのシェアは8.2%だったものが17.7%にまで大幅に上昇している。また、Opera 7のシェアも2.1%から2.5%にまで増加していた。

 結果として、IE 6とIE 5をあわせたIEのシェアは74.8%となる。一方、Geckoレンダリングエンジンを採用しているMozillaとNetscape 7のシェアをあわせると19%に達する。

 ブラウザシェアの調査は、ブラウザを識別する方法が難しい場合もあることから正確なデータが収集しにくい上に、アクセスログを収集するWebサイトの種類によってブラウザに偏りが見られることから正確に推し量ることは難しい。しかし、IEが本当に圧倒的なシェアを維持しているのかどうかは、今後注目し続ける必要がありそうだ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.w3schools.com/browsers/browsers_stats.asp

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IE下位バージョンのシェアが減少〜世界のブラウザシェア調査(2004/01/19)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/09/14 12:14

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