Mozilla Foundationは14日、Mozillaプロジェクトから派生した軽量ブラウザ「MozillaFirefox」のプレビューリリースを発表した。これによってFirefoxプロジェクトは「1.0」のリリースに大幅に近づいたことになる。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98、Mac OS X 10.1.x/10.2.x以降。このほかLinuxにも対応する
このプレビューリリースでは、ポップアップ広告ブロック機能を改良し、より確実に不必要なポップアップをブロックできるようになった。また、なりすまし攻撃からユーザーを守るためのセキュリティ機能、Macromedia Flash Playerなどをインストールするためのプラグイン発見サービスなどの機能を搭載したほか、RSSフィードへの対応やページ内検索機能の強化などの改良も実施されている。
今回のプレビューリリースに合わせてMozilla Foundationでは、Firefoxの普及を目指すサイト「SpreadFirefox.com」をオープン。今後10日以内にFirefoxプレビューリリースの100万ダウンロード達成を目指すという。
現在公表されているロードマップによれば、今後、複数のリリースキャンディデート(RC)を公開、その後10月第2週頃にFirefox1.0正式版をリリースする見込みだ。しかし今回のニュースリリースでは、「Firefoxの1.0リリースは2004年秋後半」と述べるにとどまっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.mozilla.org/press/mozilla-2004-09-14-02.html
Firefoxのロードマップ
http://jt.mozilla.gr.jp/projects/firefox/roadmap.html
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・ Mozilla、軽量ブラウザの名称を「Firebird」から「Firefox」に変更(2004/02/10)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/09/15 11:47
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