米Microsoftは14日、一部の環境でWindows XP Service Pack 2(SP2)の適用の際にPCが応答しなくなる問題を防止する修正プログラムを公開した。
この問題は、特定のCPUを搭載しているPCにおいて、マザーボードのBIOSが正しくCPU認識できていない場合に発生する。確認されているCPUは、PrescottコアでC0ステッピングのもので、Pentium 4の3.40E/3.20E/3E/2.80E/2.80A/2.40Aおよび、Celeron Dの335/330/325/320の各製品。マザーボードのBIOSがこれらのCPUを正しく認識できていない場合に、SP2のインストールを完了するためにPCを再起動すると、PCが応答を停止する場合があるという。
マイクロソフトでは、この問題の解決方法として、マザーボードのBIOSを正しくCPUを認識するバージョンへのアップデートすることを挙げているが、アップデートが用意されるまでの回避策として、応答停止の原因となるファイルを差し替える修正プログラムを公開した。
関連情報
■URL
修正プログラムのダウンロード
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9b99c199-5d75-454f-ae07-b620727be8d8
マイクロソフト サポート技術情報
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;[LN];885626
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( 三柳英樹 )
2004/09/16 17:33
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