本多エレクトロンは21日、高速電力線搬送通信(高速PLC)におけるブロードバンド漏洩電界低減技術で、従来の50分の1以上の低減効果を実証したと発表した。
高速PLCは、家庭内の電力線を利用し、コンセント経由の接続で高速データ通信が行なえる技術。本多エレクトロンでは、2~30MHzの高周波数帯域を利用した実験を2005年3月31日まで、同社花巻工場で実施している。今回は、実験の第一段階として、送信漏洩を約50分の1に低減できるという漏洩電界抑圧技術を実証した。今後は、高速PLC設備の電源部、電源フィルタ部、送信変調部、受信復調部雑音キャンセル部の実証実験も行なう。
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■URL
ニュースリリース
http://www.honda-elc.com/news/news040921.html
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( 鷹木 創 )
2004/09/21 20:19
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