ニフティは、500個以上のメールアドレスを持つ法人企業を想定したメールセキュリティサービス「メールフィルタリング中継サービス」を10月4日から開始する。初期費用52,500円、月額料金1メールアドレスにつき525円。ASP型サービスとなり、@niftyの法人会員契約を結んでいない企業が対象だ。
メールフィルタリング中継サービスは、迷惑メール対策とウイルスメール対策を組み合わせた法人向けサービス。ASP型サービスとなっているため、ユーザー企業は、メールシステム増強や新規ソフトウェア導入、メールアドレスの変更などは不要となっている。
迷惑メール対策の「迷惑メールフィルター」は、@niftyの個人ユーザー向けメールフィルタリングサービス「学習フィルター」を法人向けに提供するもの。ベイズ理論を応用しており、@niftyが定めた基準に加え、利用者が迷惑メールと判断した履歴を学習、迷惑メールを専用フォルダに自動的に振り分ける。
ウイルスメール対策の「ウイルスフィルター」では、トレンドマイクロの検出・駆除技術を搭載したゲートウェイ用ウイルス対策製品「InterScan Virus Wall」を採用した。ウイルスが添付したメールの監視や駆除がニフティのサーバー上で可能だ。
迷惑メールフィルターとウイルスフィルターは、個別に申し込むこともできる。いずれも初期費用が52,500円、月額料金が1メールアドレスにつき263円となっている。なお、ニフティによれば、@niftyの法人会員に対しても同様のサービスを提供しているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://news.nifty.co.jp/niftynews/2004/09/post_1.html
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( 鷹木 創 )
2004/09/27 17:05
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