日本経済新聞は、10月1日付の朝刊でソフトバンクなど通信各社が1Gbpsのアクセス回線を用いた戸建て向けサービスを開始すると報じた。この件についてソフトバンクではコメントを控えたほか、NTTやKDDIも現在は未定としている。
この報道では最大1Gbpsの光ファイバを利用して最大32ユーザーまで共同利用できるインターネット接続サービスをフトバンクが10月から始めるほか、NTTやKDDIも同様のサービスを始める方針としている。これに対してソフトバンクでは「経営企画に関わる問題のためコメントできない」としている。
KDDIでは、最大1Gbpsの光ファイバを共有する集合住宅向けのサービス「光プラス」をすでに提供している。光プラスは発表時から戸建て向けのサービス提供も予定されており、KDDIでは既定路線のサービスであるため、現時点では改めてサービス発表を行なう予定はないという。
また、NTT東西は光ファイバ回線を共有して、1ユーザーで最大100Mbpsまで利用できる戸建て向けサービス「ニューファミリータイプ」「ファミリー100タイプ」を提供中。この速度向上については市場の動向を見ながら検討するものの、現在はまだ未定だという。
関連情報
■URL
ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/
KDDI
http://www.kddi.com/
NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
■関連記事
・ KDDI、最大1Gbpsのアクセス回線で提供する「光プラス」サービス(2003/10/08)
( 甲斐祐樹 )
2004/10/01 19:16
- ページの先頭へ-
|