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朝日生命、顧客情報を保存したPCなどが車上あらしで盗難


 朝日生命保険相互会社は4日、同社営業スタッフが車上あらしに遭い、顧客資料とノートPC1台が盗まれたと発表した。合計219人分の顧客情報を紛失したという。

 朝日生命によれば、10月29日夜に北九州支社の女性営業スタッフが同僚職員の家族の通夜に出席中に車上あらしに遭い、住所、氏名、電話番号、保険契約の内容など219人分の顧客情報が記載されていた紙の資料と、その219人分のうち165人分の情報が保存されていたノートPC1台が盗まれた。盗難にあった情報には顧客の健康情報や口座情報は含まれていないという。なお、女性スタッフは休日に顧客向け資料を作成するため持ち出していた。

 盗難が確認された29日夜に、北九州市若松区高須交番に被害届けを提出。現時点で盗難物は発見されていないが、「不正に利用された事実は確認されていない」という。ノートPCについては、「独自のソフトウェアを利用しており、情報にアクセスするためにはID、パスワードの入力に加え、USBキーも必要だ。またデータの暗号化もしている」とした。

 朝日生命では、該当する顧客に対して事情説明やお詫びの訪問を実施しているところだという。今後は「(紙の)帳票の電子化を推進し、紙で出力する場合も表示する項目を絞り込むなどして個人を特定できないようにする」とし、作成した帳票の管理ルールも厳格化するとしている。


関連情報

URL
  顧客情報の盗難について(PDF)
  http://www.asahi-life.co.jp/pdf/p041104/041104.pdf

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( 鷹木 創 )
2004/11/04 15:47

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