米Googleと関連があるソーシャルネットワーキングサイト「orkut.com」は18日、誰でも閲覧できる読物系メディアサイト「orkut media」を開設したと発表した。
orkut mediaには、orkutのメンバーであれば誰でも文章や写真を投稿でき、orkut編集部の審査を経て掲載される。これらの文章や写真は、メンバー・非メンバーに関わらずWeb上で閲覧できる。orkutの中で作られたサークル活動など、さまざまなコミュニティで行なわれた議論や会合、人脈の結びつきによって得られた成果を外部の世界に発信する有力な窓となりうる。
それぞれの文章、エッセイ、コラム、写真の横には筆者が公開したorkutのプロフィールと写真が掲載されるため、筆者がどのような人物であり、人脈を持つのかをorkut会員なら誰でも辿ることができる。これらの文章や写真に対して報酬が支払われることはないが、orkutのプロフィールを通してプロの編集者に自分の仕事をアピールする機会になるなど、金銭的なメリットがないわけではない。
orkut mediaが掲載する文章はすべて英語であり、投稿規定によれば600語から1,200語の範囲内でなければならない。トピックとして扱う内容としては人間関係、セックス、政治、人種、健康、メディア、レクリエーションなど、およそユーザーが関心が持つ事柄について自由に書くことができるという。
関連情報
■URL
orkut media(英文)
http://media.orkut.com/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/11/18 12:02
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