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TEPCOひかりのメールニュース登録者にウイルス添付メール17,000通配信


 東京電力は、同社が配信しているメールニュース「TEPCOひかりニュース」の登録者の一部に、ウイルス「Netsky.Q」が添付されたメールが送信されるトラブルが発生したことを公表した。同社では受信者に対してお詫びするとともに、すでに再発防止のための対策も実施した。

 送信されたのは、合計約17,000通。東京電力には25日までに、感染被害に遭った読者からの申告が5〜10件ほど寄せられている。実際の感染被害数は不明だが、幸いにも明らかにウイルスメールと識別できるものだったため、受信者の多くは感染には至らなかったのではないかと見ているという。また、個人情報の流出もないとしている。

 東京電力によると、TEPCOひかりニュースはこれまでメーリングリストを使って運用されていたため、一定の条件を満たすメールが配信サーバーに投稿された場合、外部からの投稿であっても登録者向けにそのメールが送信される設定だったという。その結果、22日午前8時53分、外部から投稿されたウイルスメールがそのまま登録者に送信されてしまうという今回の事態が発生した。

 なお、投稿されたウイルスメールがTEPCOひかりニュースの配信サーバーを意図的に狙って送信されたものなのか、Netsky.Qに感染したPCから配信サーバー送信されたウイルスメールが偶然、配信条件を満たしていたのかは不明だという。

 東京電力では今回のトラブル発生を受けて、再発防止のための対策を実施した。まず、メーリングリスト方式による運用を中止し、添付ファイルがあるメールの配信もできないようにした。また、今回は外部からの投稿を受け付けてしまう設定だった点を重く受け止め、現在は社内からの投稿のみとし、認証をかけた上で受け付けるように配信時のチェック機能を強化した。

 TEPCOひかりニュースは、同サービスの提供エリアや提携ISPなどの情報を掲載したメールニュースで、月1回定期配信している。東京電力では、登録者に対するTEPCOひかりニュースの配信は次回以降も予定通り行なうとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.tepco.ne.jp/information/info/04112201.html

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( 永沢 茂 )
2004/11/25 18:43

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