早稲田大学大学院の学生が社長を務めるベンチャー企業Lunascape株式会社は1日、タブ型Webブラウザの新バージョン「Lunascape2.0」のプレビューリリース版を公開した。Windows Server 2003/XP/2000/NT 4.0に対応しており、同社Webサイトより無償でダウンロードできる。
Lunascape2.0の最大の特徴は、ブラウザエンジンとして、Internet Explorer(IE)と、FirefoxやNetscapeで採用されているGeckoを搭載したこと。ユーザーが2つののエンジンを切り替えて使えるようになっている。RSSやブログにも対応し、それらの閲覧機能を「InfoView」として統合した。また、サイト上のRSSリンクをお気に入りにドラッグ&ドロップするだけで「ダイナミックブックマーク」として登録可能だ。ダイナミックブックマークをクリックすることで、InfoViewで新着情報を確認できる。
このほか、Lunascape2.0にはポップアップ広告の抑止機能、カスタマイズ可能なマウスジャスチャー機能、お気に入りの使用頻度を独自の方法で算出し、自動的に表示順を整理するお気に入りの自動管理機能などを備えている。また、一部を除きIE用のツールバーがそのままLunascape2.0でも利用できるとしている。
Lunascapeでは、プレビューリリース版に対するユーザーからのフィードバックをもとに、2005年1月7日に正式版を公開する予定だ。
関連情報
■URL
製品概要
http://www.lunascape2.com/
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( 永沢 茂 )
2004/12/01 20:03
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