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ソフトバンクと日本テレコム、平成電電の仮処分命令申立書と訴状を受領


 ソフトバンクと同社100%子会社の日本テレコムは、平成電電が11月29日付けで提出した仮処分命令申立書と訴状について、12月16日に受領したと発表した。

 平成電電のソフトバンクと日本テレコムに対する提訴は、不正競争防止法等にもとづいてソフトバンクへの営業秘密の開示差し止め、日本テレコムの固定電話サービス「おとくライン」販売差し止めを求めて東京地方裁判所に11月29日付けで行なわれたもの。

 平成電電によれば、同社が運営する直収型固定電話サービス「CHOKKA」を含む資本提携などの交渉を通じて、ソフトバンクが同社から取得した営業秘密を日本テレコムに開示したという。平成電電では、この行為が秘密保持契約に反するともに不正競争防止法2条1項7号の不正競争行為に該当するとして、ソフトバンクに日本テレコムへの開示差し止めを求めている。

 また、日本テレコムの固定電話サービス「おとくライン」については、ソフトバンクなどから取得した平成電電の営業秘密を利用しているとし、不正競争防止法2条1項8号の営業秘密の転得使用行為にもとづいて、おとくラインのサービス販売差し止めも求めている。

 ソフトバンクと日本テレコムでは、仮処分命令申立書と訴状を12月16日付けで受領したと発表。その上で、平成電電が主張する情報の開示や利用事実はないとコメントしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.softbank.co.jp/news/newsrelease/2004release/041221_0001.html

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( 村松健至 )
2004/12/21 19:08

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