シマンテックは13日、リモートコントロールツールの最新版「pcAnywhere 11.5」を発表した。価格は、ホストとクライアントが同梱されたコンプリート版で17,640円、ホスト版が11,340円。ライセンスでは1月20日から、パッケージでは1月21日から、それぞれ提供する予定だ。
pcAnywhereは、クライアントとホストの双方にインストールすることによって、対象PCを自由に操作できるソフトウェア。リモートによるクライアントPCの管理機能やファイル転送機能などが実装されている。最新版のpcAnywhere 11.5では、Windows Server 2003/XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98に加え、Red Hat Linux 9.0、SuSE Professional 9.0などのLinuxをサポート。Linuxシステムのリモート管理が可能になった。また、Windows Mobile 2003 for Pocket PCにも対応し、Windows Mobile搭載端末もリモートで管理できる。
セキュリティ機能も強化し、米連邦情報処理規格の「FIPS 140-2(レベル1)」の認証を取得したAES暗号化(暗号化強度256ビット)を採用。ホストアドレスブロッキング、デフォルトでのログイン情報暗号化といった機能を追加したほか、RSA SecurID認証を含む13種類の認証方式にも対応した。さらに、接続可能なTCP/IPアドレスや下位ネットワークを指定する設定や、pcAnywhereのホスト端末をクライアントから見えないようにする設定も可能だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year05/050113.html
製品情報
http://www.symantec.com/region/jp/products/pca_enterprise/
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( 鷹木 創 )
2005/01/13 12:33
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