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Operaの最新版に“data:”形式のURLに関する脆弱性


 デンマークのSecuniaは12日、Webブラウザ「Opera」の最新版に“data:”形式のURLに関する脆弱性があると報告した。Secuniaでは、危険度を5段階中の3番目“Moderately Critical”としている。

 この脆弱性は、URLに直接データを記述する“data:”形式を悪用することで、ダウンロード時のダイアログに誤った情報を表示させられるというもの。これにより、悪意のあるサイトがユーザーに対して危険なファイルをダウンロードさせることが可能になる。

 Secuniaによれば、この脆弱性はOperaの最新版である「7.54u1」のWindows版で確認されたとしており、現時点では修正プログラムなどは提供されていない。Secuniaでは対策として、信頼できないサイトからダウンロードしたファイルは開かないことを推奨している。


関連情報

URL
  Secuniaのセキュリティアドバイザリ(英文)
  http://secunia.com/advisories/13818/

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脆弱性を修正した「Opera 7.54u1」日本語版公開(2005/01/07)


( 三柳英樹 )
2005/01/13 13:44

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