コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は21日、同協会が運営するサイトのURLを「www2.accsjp.or.jp」に変更したと発表した。
ACCSのサイトはこれまで「www.accsjp.or.jp」だったが、2004年3月以降、同サイトをターゲットにしたウイルス「Antinny」に感染したPCからのDDoS攻撃が定期的に発生。DNSからwww.accsjp.or.jpを削除したり、ACCSへのパケットを廃棄する設定を施すなどして自らサイトの運用を停止する状況に追い込まれていた。ACCSが12月に公表したところによれば、11月までに停止日数は約70日間に達し、700Mbpsのトラフィックが観測された時期もあったという。
1月21日以降は旧URLにアクセスしても閲覧できなくなるが、状況が改善されれば旧URLでの運用を再開する予定だ。
関連情報
■URL
コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www2.accsjp.or.jp/
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( 永沢 茂 )
2005/01/21 13:15
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