兵庫県警生活経済課と甲子園署は27日、ホームページにソフトウェアのリストを掲載し、メールで申し込みがあった顧客に対して海賊版ソフトを販売していた名古屋市名東区の男性(40歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。同日、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が明らかにした。
男性は、2004年7月から11月にかけて、兵庫県西宮市の女性ほか2名に対し、マイクロソフトやアドビシステムズなどのソフトが記録されたCD-R 3枚を4,500円で販売していた。ACCSによると、男性はYahoo!オークションにビジネスソフトなどの正規品を標準価格で出品。同じページ内に「新品や登録サポートにこだわらない方はこちらから」と表記し、リンクによって自分が開設した海賊版販売ホームページに誘導していたという。
海賊版販売ホームページは「サイバーページ」と称し、「格安パソコンソフト」としてWindows版75種類、Macintosh版45種類の海賊版ソフトのリストを掲載。メールで顧客からの申し込みを受け付けていた。また、「訪問販売法に基づく表示」として企業を装い、運営統括責任者名や所在地などの情報を掲示していた。
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■URL
ニュースリリース
http://www2.accsjp.or.jp/topics/news2.html
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( 増田 覚 )
2005/01/27 21:22
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