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AMD Award表彰式、mixiの笠原氏や２ちゃんねるのひろゆき氏らが登場 |
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AMD Awardは、AMDがデジタルコンテンツのの質的向上や人材育成を目的として、2004年に発売および発表された国内のデジタルコンテンツの中から優秀な作品を表彰するもの。10周年となる今回のグランプリはプロダクション・アイジーの映画「イノセンス」が受賞した。イノセンスは部門賞のBest Music Composer賞も受賞している。 イノセンスの制作委員長を務めた日本テレビの奥田誠治コンテンツ事業局営業事業部長は、「押井守監督と石川光久プロデューサーを男にしようと5年間がんばってきた」と感慨深げにコメント。劇中の音楽を担当した川井憲次氏は、「まさかBest Music Composer賞を受賞するとは思わなかった。みんなで獲得した賞。また、ここに来られるよう頑張りたい」と喜びを語った。
部門賞では、Best Producer/Director賞にイー・マーキュリーのSNS「mixi」が選ばれたほか、Best Writer賞には「電車男」が選ばれた。 mixiを運営するイー・マーキュリーの笠原健治代表取締役は「身近な人との交流を深めることで生活を豊かにするというコンセプトでSNSを始めた。今後はSNSの可能性を切り開いていきたい」とコメント。「電車男」の著者である中野独人氏の代理として出席した２ちゃんねる管理人の西村博之氏は電車男について、「世界を救うとか大それた話ではなく、どこにでもいる男性の恋を掲示板を通じてみんなが応援したという話」と説明。「これが果たしてデジタルなのかどうか」と戸惑いながらも受賞を喜んでいた様子だった。
また、Best Programmer賞には携帯電話向けWebブラウザ「jigブラウザ」が、Best Visual Designerには映画「CASSHERN」が選出された。jigブラウザを提供するjig.jpの福野泰介代表取締役は「PCで閲覧していたサイトを携帯電話でも見られるようにする、というアイデアは簡単だが実現には高い技術力が必要だった」と強調。CASSHERNの若林利明プロデューサーは、「（CGで合成するため）ブルーバックの前で一生懸命演技してくれた俳優の皆さんをはじめ、スタッフに感謝したい」と語った。 このほか技術賞は、東京国際映画祭で4,096×2,180ドット（800万画素相当）のデジタルシネマ「失楽園」を放映したことが評価され、NTT東西とNTT未来ねっと研究所が受賞している。
関連情報 ■URL 報道資料 http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050121_3.html ■関連記事 ・ 「mixi」や「電車男」、NTT未来ねっと研究所などが「AMD Award」受賞（2005/01/21）
（ 鷹木 創 ）
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