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Windows XP SP2向け修正パッチをWindows Updateで“緊急”提供


 マイクロソフトは23日、2種類のWindows XP SP2向けセキュリティ修正プログラム(パッチ)の提供をWindows Updateを通じて開始した。なお、今回のパッチは、すでに2004年11月から同社ダウンロードセンターで公開されていたものだ。

 提供されたパッチの1つは、技術情報「KB886677」に対応したプログラムで、Windows XP SP2上のInternet ExplorerでシフトJISエンコードを使用するWebページにアクセスした場合に、文字が正しく表示されない現象が起こる問題を修正する。

 もう一方は、技術情報「KB887742」に対応したプログラム。ウイルス対策ソフトやファイアウォールをインストールしたWindows XP SP2やWindows Server 2003で、ブルースクリーンが発生する場合がある不具合について修正する。

 なお、今回のパッチに関してはいわゆる“脆弱性”とは位置づけられておらず、深刻度も設定されていない。ただし、マイクロソフトでは今回のパッチ提供に関して、「多くのユーザーに適用してもらう必要があったため、Windows Updateでの提供を決定した」と説明。その上で、「通常のパッチとは別の提供となったが、月例パッチの運用を変更することは考えていない」とコメントしている。


関連情報

URL
  Windows Update
  http://windowsupdate.microsoft.com/
  技術情報(KB886677)
  http://support.microsoft.com/kb/886677/
  技術情報(KB887742)
  http://support.microsoft.com/kb/887742/

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( 鷹木 創 )
2005/02/23 18:20

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