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Windows Media Player 10で存在しない最新版のダウンロードを試みる現象


「プレーヤーの更新の確認」を実行すると、最新バージョンのダウンロードを試みるが、最新バージョンはすでにインストールされているため、セットアップは中断されてしまう
 マイクロソフトは、Windows Media Player 10(WMP 10)で「更新の確認」を実行すると最新版にも関わらずプログラムのダウンロードが始まってしまう現象に関する技術情報「KB895372」を公開した。この問題は、Windows XP Professional/Home Editionをはじめ、Tablet PC Edition 2005/Tablet PC Edition/Media Center Edition 2005/Media Center Edition 2004で確認されている。

 公開された現象は、WMP 10の最新バージョン「10.00.00.3802」において「ヘルプ」メニューから「プレーヤーの更新の確認」を実行すると、Windows Media Playerの更新画面が表示され、画面の指示に従って処理を進めると、プログラムのダウンロードが行なわれてしまうというもの。ただし、すでに最新バージョンがインストールされているため、セットアップは中断されてしまう。

 なお、WMP 10のバージョンは、「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」で確認できる。マイクロソフトでは、バージョン「10.00.00.3802」を利用している場合は、「プレーヤーの更新の確認」は行なわず、そのまま利用するよう呼びかけている。


関連情報

URL
  技術情報「KB895372」
  http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;895372

Windows Media Player 10の更新プログラム、DRMのセキュリティを強化(2005/02/16)


( 鷹木 創 )
2005/03/03 14:56

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